ガールズちゃんねル(ガルちゃん)脅迫コメントの開示請求実務ガイド
ガルちゃんの脅迫コメントは「レス番号指定」で証拠保全すること。トピックが伸びると数千コメントになり、該当レスが埋もれる。レス番号+URL+スクショのセットが鉄則
ガールズちゃんねルの脅迫コメントとは?法的に問題になる表現
ガルちゃんでは感情的な批判が多いですが、すべてが脅迫に当たるわけではありません。脅迫罪に該当するには、「害悪の告知」が必要です。具体的には、「生命・身体・自由・名誉・財産」に対する害悪を告知する行為が該当します。
ガルちゃん特有の脅迫表現パターン
ガールズちゃんねルでは「殺す」「襲う」「家に行く」「子供に危害を加える」などの脅迫コメントが投稿されるケースがあります。これらは脅迫罪に該当し、刑事告訴の対象となります。トピック内で繰り返し脅迫が行われる場合は、複数コメントをまとめて開示請求することも可能です。
「批判」との境界線
「許せない」「嫌い」は批判ですが、「殺す」「襲う」は脅迫です。ガルちゃんでは感情的な批判が多いため、法的に問題となる脅迫と批判を区別することが重要です。弁護士に相談する際は、該当コメントのレス番号と前後の文脈も含めて提示しましょう。
警察への相談も並行して行う
ガルちゃんでの脅迫コメントは、発信者情報開示請求だけでなく、警察への相談も並行して行うことが推奨されます。脅迫罪は刑事犯罪のため、警察が捜査を開始する可能性があります。証拠をまとめて、最寄りの警察署または都道府県警のサイバー犯罪相談窓口に相談しましょう。
ガールズちゃんねル脅迫コメントの証拠保全方法
ガルちゃんの脅迫コメントは削除される可能性が高いため、証拠保全を早期に行うことが重要です。警察・裁判所に提出可能な形式で記録しましょう。
レス番号指定で証拠保全
ガルちゃんでは各コメントにレス番号が割り振られています。脅迫コメントのレス番号、トピックURL、投稿日時をセットで記録します。トピックが数千コメントに及ぶ場合、レス番号がないと該当コメントを特定できません。スクリーンショット撮影時は、URL・日時・レス番号が見える状態で保存します。これが証拠保全の鉄則です。
スクリーンショット+URL+アーカイブのセット
脅迫コメントの証拠は、スクリーンショット・トピックURL・アーカイブURLの3点セットで保存します。Web魚拓やarchive.todayでアーカイブ保存を行い、改ざん不可能な形で記録します。警察に相談する際も、この3点セットがあれば証拠として十分です。
削除前の保全が最優先
ガルちゃんは通報機能があり、脅迫コメントは優先的に削除される可能性があります。削除後でもログは残っていますが、証拠が見えなくなるため、削除前に証拠保全を完了させることが最優先です。脅迫コメントを発見したら、まず証拠保全を行い、その後で警察・弁護士に相談しましょう。
ガールズちゃんねル脅迫コメントの開示成功率を上げるポイント
ガルちゃんでの脅迫コメントは、開示請求の成功率が高いですが、「冗談」「誇張表現」と判断されると開示が認められません。成功率を上げるための実務ポイントを解説します。
脅迫の「具体性」を示す
開示請求では、脅迫の具体性を示す必要があります。「殺す」だけでは抽象的な場合があるため、「〇〇の住所に行く」「××駅で待ち伏せする」など、具体的な害悪告知がある場合は、その部分を強調します。投稿日時・場所の特定性が高いほど、脅迫と認められやすくなります。
恐怖感の具体化
ガルちゃんの脅迫コメントにより「警察に相談した」「外出を控えた」「引っ越しを検討した」など、実際に恐怖を感じた行動を具体的に示すことで、開示請求の説得力が増します。診断書や警察への相談記録がある場合は証拠として提出します。
複数コメントをまとめて主張
同一人物が繰り返し脅迫コメントを投稿している場合、複数コメントをまとめて開示請求します。投稿日時の近さや文体の類似性から同一人物と推定できる場合は、弁護士に相談の上、複数コメントを一括で開示請求することが有効です。
ガールズちゃんねル脅迫コメントの開示請求の流れ【4ステップ】
ステップ1:証拠保全と警察・弁護士への相談(1週間〜1ヶ月)
ステップ2:ガールズちゃんねル(運営会社)への開示請求(1〜2ヶ月)
ステップ3:プロバイダへの契約者情報開示請求(1〜2ヶ月)
ステップ4:刑事告訴・損害賠償請求の検討(2ヶ月〜)
ガールズちゃんねル脅迫コメントの開示請求にかかる費用と期間
ガルちゃんでの開示請求は、弁護士費用・裁判所費用を含めて総額50万円〜100万円程度が目安です。期間は2〜5ヶ月程度ですが、ログ保存期間の関係で迅速な対応が求められます。
弁護士費用の内訳
着手金は20万円〜40万円、報酬金は20万円〜50万円が相場です。開示請求が2段階(サイト→プロバイダ)になるため、各段階で費用が発生します。複数コメントを一括で開示請求する場合でも、費用は1件分で済むことが多いです。
裁判所費用と実費
開示命令申立の印紙代は数千円、プロバイダへの訴訟費用は数万円です。加えて、弁護士の交通費・通信費・郵送費などの実費が2万円〜5万円程度かかります。証拠保全のためのアーカイブサービス利用費も実費に含まれます。
90日ログ保存期間に注意
ガルちゃんの投稿ログは約90日間保存されます。この期間を過ぎるとIPアドレスが削除され、開示請求ができなくなります。脅迫コメントを発見したら、すぐに弁護士に相談し、ログ保存期間内に開示請求を完了させることが最重要です。
この組み合わせのポイント
- 脅迫コメントは刑事告訴の対象→警察と弁護士に並行相談
- レス番号+URL+スクショのセットで証拠保全が鉄則
- トピックが数千コメントに伸びると該当レスが埋もれる→早期保全
- ログ保存期間90日→脅迫発見後は即対応
- 複数コメントを一括開示請求できる
よくある質問
「冗談」であっても、受け手が恐怖を感じれば脅迫罪に該当する可能性があります。開示請求では、コメントの具体性・投稿の文脈・受けた恐怖感を総合的に判断します。警察に相談し、刑事告訴も検討しましょう。
警察は刑事事件として対応しますが、民事での損害賠償請求は別途弁護士に依頼する必要があります。警察が捜査を開始した場合でも、投稿者の特定には発信者情報開示請求が必要なケースが多いため、弁護士と並行して相談することが推奨されます。
できます。同一人物が繰り返し脅迫コメントを投稿している場合、複数コメントをまとめて開示請求することが可能です。弁護士費用も1件分で済むことが多いため、証拠を整理して相談しましょう。